そもそもIT業界って何なのだろう(IT業界の仕事の変遷)

 

IT業界には、ソフトウエア産業、コンテンツ企業、情報処理産業 いろいろな呼び方があるように思います。


IT企業の進歩は目覚ましいものがあります。その中で関連する仕事が格段に増えていきました。


30年数年前、パーソナルコンピュータが生まれ、そこにディスプレイ(テレビ画面のことです。)がつきました。そのパーソナルコンピュータを動かすたくさんの言語が生まれ、パソコンそのものを管理するオペレーティングシステム(OS)が出来きました。
HPやIBM、日本では日立、富士通、NECなどが競いあってOSの開発をしていました。そして現在では パソコンを動かすOSは、ウインドウズ、マッキントッシュ、Linux などが主流になりました。

 昔は、小さなビル一つ分あったコンピュータ筐体(きょうたい)も、パソコンに置き換わり、机の上に収まる程度のサイズになりました。(IBMが初めに作ったコンピュータは2階建てのビルくらいの大きさでした。)
小型化は今も進んでいます。携帯電話やスマートホンは小さなコンピュータです。家のテレビや冷蔵庫の中にも小型のパソコンが入っているようになってきました。朝の目覚まし時計にも小さなコンピュータが埋め込まれているものもあります。調理に使う電子レンジで自動化されたメニューも小さなパソコンに埋め込まれたソフトが行っています。
通勤時電車に乗る時の定期券にも、ICチップが組み込まれ、パソコンで情報が管理されています。もちろん電車の運行管理も、指定席の予約もコンピュータです。
会社に到着しタイムカードもコンピュータです。事務所の仕事も多くがパソコンや専用端末を使う作業が多くあります。遠隔地との会議でもパソコンを利用します。
気が付くと生活のいたるところでパソコンが利用されています。
このような生活に必要な機器やソフトを作っている会社や、この機器を使ってサービスを提供している企業は、大きくまとめるとすべて IT企業と呼ばれます。
電話での案内(テレアポと呼んでいます)・コールセンターも、実はIT企業(情報処理産業)に入っています。