「働くこと」を考えてみよう

日本国憲法には 国民の義務に労働があるけれど、世界の国々も義務にしているのだろうか。アメリカやフランスやドイツではどうなのだろう。

アメリカの憲法には国民の義務は書かれていないようだ。フランスは労働を国民の義務としている。ドイツは人権を尊重すること。

日本国憲は、敗戦のなかで生まれた。そのためみんなで働いて国を再建していくため 労働を義務としたといわれている。


戦争も終わってずいぶん月日が流れ 日本は世界に肩を並べる経済大国になった。お金持ちも多く生まれた。
親の財産で一生遊んで暮らせる幸運な人もいる。起業して上場を経験し大金持ちになった人もいる。

もう働かなくたって生活できる人はあなたの隣にもいるのかも知れない。そんな人たちにとって労働は義務ではないだろう。

労働が日本国憲法で定めた義務だと思うと、嫌々でも我慢して続けなくてはいけないとおもう。でも、働くことは私がこの世界で生活するうえでの一つの活動で、たまたまそこから生活するためのお金を得ていると考えたら、もっと私自身を大切にできるかもしれない。

でも、ほとんどの人は 働かなくてはお金を得れないので生きてはいけないだろう。
どうせ働くことを選択するのなら、日本国憲法より細かく規定した労働するための法律を少し知っていた方が良いだろう。
日本で「働くこと」は どんなかたちになるのだろう。少しずつ読み解いていきたいと思う。
間違った解釈もあるかもしれませんので・・・ ご意見 ご指摘もお待ちします。